2ntブログ
× FC2カウンター
× プロフィール

ツナ風味

Author:ツナ風味
毎日はムリでも週末には更新したいなあ

× 最新記事
× 検索フォーム
× 月別アーカイブ
× カテゴリ
× ゚・*:.。. .。.:*・゜
× スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



× !?


955 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2008/10/16(木) 21:21:42 ID:QNuj14cN
http://image.blog.livedoor.jp/blv42/imgs/1/5/15ce8873.jpg


more...



× 愛は惜しみなく与う



964 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2008/10/16(木) 21:52:28 ID:15kgrhKS
今日帰りの電車でピz…大柄な女性が痴漢に会ってたのを目撃した。
同じ女性ではないけど、以前やっぱり大柄な20代女性が
痴漢に会ってるのを目撃したことがある。
仕事帰りなのかスーツ姿で吊革につかまって
携帯をもくもくと弄ってる彼女の後ろで60代の爺が尻を触ってた。
何度も避ける彼女に合わせて爺も何度も移動。
腹にすえかねたらしく、彼女が爺の手を掴んで
静かに「次で一緒に降りて警察行きましょうか」って言った。
爺が「触ってない!」とか騒ぐもんだから当然周りびっくり。
爺が「誰がてめえみたいなデブ痴漢するか!身の程わきまえろ」って叫んで
「ちょwwwデブのくせに自意識過剰www」って笑ってる奴らもいた。
関わるつもりはなかったけど、さすがに可哀そうになってきて
痴漢されたのは本当なのに、なんでこんな風に言われなくちゃならないんだ、と
つい「俺、痴漢したの見てましたよ」って言ってしまった。
爺沈黙。彼女はびっくりした顔で俺を見てた。
で、あとには引けなくなったので次の駅で爺掴んで降りる俺と彼女。
駅員が話を聞きたいというので、そのまま駅員室についていくことに。

でも爺何もしゃべんない。むっつり黙ったまま。
警察きてもだんまりの爺に、彼女が諭すみたいな口調で言った。

「そりゃあ、若くて可愛いくて細い子だったら私だって触りたいと思いますよ。
 でも、あなたも言ってましたけど、何もこんな90kgあるの痴漢しなくてもいいでしょう。
 あなたにだって男としてのプライドくらいあるでしょう。
 それとも穴があいてればなんでもいい底辺の男だって思われたいんですか?
 自分で言うのもなんですけど、脂肪率45%ですよ?
 脂肪だけで女の子一人できちゃうんですよ?
 そんな女じゃないの触ってもちっとも面白くないでしょう?
 同じ捕まるならもっと美人さん触って捕まってください」

もう怒るでも悲しいでもなく、心底呆れたその言いぶりに俺と警察と駅員噴き出す。
爺は泣いてた。

965 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2008/10/16(木) 21:53:07 ID:15kgrhKS
で一旦その日は別れたんだけど、別の日に取引先で彼女と再会。
仕事の付き合いで飲んだり飯いったりするうちに、同い年とゲームが趣味ってことで仲良くなった。
エロゲからBL、洋ゲー・ネトゲ・TRPGなんでもござれのゲーオタで
女特有のねちねちしたところや、メール連発とかはなく
くだらない下ネタや馬鹿話もできる男友達みたいなものだった。
言われ慣れてるのか、太ましいとか重いとか肉厚とか言っても全然怒らない。
というか、おおよそ感情的に怒ってるところを見たことがない。
部下を叱る時も、叱責じゃなくてきちんと理由立てて諭して改善策を提示する。
いつもニコニコしてるかーちゃんみたいなやつだった。
2年くらいして「お前もそろそろ痩せて結婚しろw」と冗談で言ったことがある。
「お前ならすげーいいかーちゃんになるよ」って。
そしたらやっぱりニコニコしながら「私昔病気して子宮も卵巣もないんだあ」と言われて
頭を横殴りされたみたいな気持ちになった。
あの日自分のことを「女じゃない」ってどういう気持で言ったんだろう、って
思い出してすげー後悔した。
もともと小さい頃ひどいいじめにあったのと父親が浮気で出てったせいで軽い男性不信なのもあって
大病患ったあと、自分の好きなように生きて、好きなことを好きなだけやらなくちゃ
人生もったいない、と恋愛や結婚に興味はなくなってしまったらしい。
女捨ててるwデブの言い訳wといえばそれまでかもしれないけど。

そんなことがあってしばらくして彼女が入院した。
末期がんだった。
「人生かつてないほど痩せてるよw」「皮あまってみっともないねw」と
ベッドの上でもニコニコしてる別人みたいな彼女に、何を言っていいかわからなかった。
鼻水たらしながら「また太れよ。いっぱい飯食え」とかわけのわからんことしか言えなかった。
いなくなって3年経ったけど、俺は彼女が好きだったんだと思う。

痴漢されてた女性がおっさんの足をしこたま踏みつぶすのを見ながら
思い出して泣きそうになった、そんな今日の出来事。
書いてて鼻水出てきたw


more...